eスポーツ団体 独占取材

「ゲーマーによるゲーマーのための配信番組が“E5なう!”なんです」 株式会社E5esports Worksの代表取締役社長 西川典孝さん インタビュー」

今回私たちが取材を行ったのは、株式会社E5esports Worksの代表取締役社長を務める西川典孝さんです!E5esports Works(イーファイブイースポーツワークス)さんはeスポーツ関連のイベント・大会の企画・運営や、ゲーマーゲーマーでも度々お邪魔した「LFS池袋esports Arena(ルフス池袋イースポーツ アリーナ)」(以下、LFS池袋)の運営などを行っている、まさにeスポーツに特化した企業なんですよ!

またE5esports Worksさんは「E5なう!」という番組配信も行っており、そこには“ノリさん”こと西川典孝社長、視聴者からの人気も高い“E子ちゃん”などが出演し、様々なゲームタイトルに挑戦しています。さらにこの配信番組はこれまで週に1回放送だったのが、11月より週3回での放送になったとのこと!

この取材ではLFS池袋にお邪魔して、そんな番組の裏側や、これから番組で取り組んでいきたいことなど、様々な裏話をたくさん聞いてきちゃいました!それでは早速本題に入っていきましょう☆

◇ガチゲーマーが考えた面白い&斬新な企画の数々!

――本日はよろしくお願いします!最初に「E5なう!」の番組の概要の説明をお願いします。
西川社長「私たちの会社はeスポーツの元プロ選手やゲーム好きが集まっています。そんな彼らが企画・制作を行っている番組ですので、まさにゲーマーによるゲーマーのための番組と自信をもって言えますね。」

――ちなみに「E5なう!」はどのような経緯で始まった番組なのでしょうか?
西川社長「キッカケは社内で『いいeスポーツイベントってなんだ?」と考え始めたことです。そしていいeスポーツイベントには“見て楽しい”と“参加して楽しい”の2通りが存在するという話になりまして。参加して楽しいの方はE5フェス(※)で実現し、見て楽しいの方を叶えるために本番組を始めました。」

(※)E5フェス ・・・E5esports Worksが主催するカジュアルイベント。普段の配信とは異なり、視聴者も一緒に参加してゲームを楽しむことができる。

――「見て楽しい」が番組の軸なんですね。では番組の見どころはどんなところでしょうか?
西川社長「週3回の配信になったことで、火・水・木曜日にそれぞれ番組があります。火曜日は社員のチャレンジ回ということで『レベルアップ!イースポーツ!』という番組を配信しております。私を含めたE5esports Worksの社員たちが様々なゲームタイトルに挑戦していくので、成長していく過程が見どころです。」

――西川社長自身も配信に出演されているなんて凄いですね!
西川社長「水曜日が『いつものE5なう!』という番組です。こちらはゲストを招いて行うトーク主体の番組となっており、メンバーやゲストとの掛け合いが見どころですね。」

――いつものコーナー的なやつですね!
西川社長「そして木曜日は『限界突破!クリアするまで終わらなE』という番組ですね。こちらはゲストを固定して、ゲームをクリアするまで続けるというコンセプトなので、ゲームの楽しさが伝わりやすいかと思います。」

LFS池袋には、Rascal JesterのLoLチームから"ノリさん"こと西川社長へ送られた色紙が飾られていました。

◇社長や社員が自ら出演する理由とは?

――『E5なう!』では社員の方々が出演されていることも多いですよね。企業の配信といったらゲストを招いて配信を行うことが多いと思いますが、これには何か理由があるのでしょうか?
西川社長「実をいうと毎回のアイデア出しの段階で、どのゲームをプレイして誰を呼んで行うかということで煮詰まってしまうことが多くありました。それで苦し紛れに社員が出演し始めたことがキッカケです。今となっては社員のゲーム・eスポーツ愛が伝わっているならいいかなと思っています。」

――そんな理由があったのですね(笑)。ちなみに西川社長ご自身はどのような経緯で配信に出演するようになったのですか?
西川社長「私は業務後によく社員たちと一緒にLoLをプレイすることがあるんです。しかし私が一向に上手くならず放棄されてしまったんです(笑)。それで社員から『私たちの力では無理だからプロに指導してもらってください!』と言われたことがキッカケで、私がプロの方々にLoLを指導してもらう『すごいよ!ノリさん』という番組が始まりました。」

――社員の方々とのゲームプレイが新たな番組のアイデアに繋がったのですね。ちなみに社員の方々とはいつくらいから一緒にゲームをプレイされているのですか?
西川社長「2020年の10月に弊社の代表になってからです。ゲーム関連の会社なのにゲームを知らない人が社長というのは、社員にとっては好ましくないですよね。なので私も初心者ではありましたが、頑張る姿を社員に見せたかったんです。そしてだんだんと社員も一緒にプレイしてくれるようになり、しまいには毎日プレイするようになっていました。」

――社長自らゲームに挑戦するなんて素晴らしいですね。ちなみに西川社長はこれまではあまりゲームはプレイされてこなかったのですか?
西川社長「最初にゲームに触れたのは小学2年生の時に遊んだファミコンです。野球少年だったので『ファミスタ』や『パワプロ』、あとは『ウイイレ』などスポーツ系のゲームをプレイしていましたね。学生時代は一通りのコンソールは触って、それ以降はあまりプレイすることはありませんでした。ただ今はスマホで遊べる『三国志』のゲームにはまっています。」

◇E子ちゃんの3D化の可能性は!?

――次は配信について色々お聞きしますね。「E5なう!」では旬なタイトルはもちろん、『Police Simulator: Patrol Officers』などのニッチなものまで配信していてびっくりしちゃいました!こうした配信するゲームタイトルはどなたが決めているのですか?
西川社長「E子ちゃんを始めとした社員たちで決めています。配信したいゲームタイトルやアイデアなどを社内で検討して『E5なう!」の責任者が決定しています。みんな本当にゲームを知り尽くしているので、私は話についていけません(笑)。」

――お話にも上がった“E子ちゃん”は配信で人気者ですよね。ちなみにE子ちゃんは社員の方なのですか?
西川社長「そうですね。会社ではE子ちゃんは部下ですが、eスポーツに関しては彼女の方が上司ですね(笑)。」

――この前Twitterで行われたアンケートではE子ちゃんの3D化の要望が多かったですが、本当に3D化することはあるのでしょうか?
西川社長「私たちは制作会社なのでもちろん演出のクオリティは上げていきたいと考えています。ただ3D化に関しては予算次第ですね。まぁE子ちゃんの中の人が出演してくれればある意味3D化ということにはなりますけどね(笑)。」

――E子ちゃんはグッズ化などもされていますが、今後何かグッズ展開などの予定はあるのでしょうか?
西川社長「今後のE子ちゃんの人気次第ですね。今もE5フェスなどで賞品が当たった方にはE子ちゃんの特製クリアファイルに封入して特別感を出したりはしているんですよ。ちなみにこれらのグッズは作りおきではなく、毎回違うパターンを作っています。」

今後はクリアファイルに留まらず、様々なグッズ展開を検討中とのこと。楽しみです!

◇eスポーツを仕事にしたい人必見!より番組を楽しむためのディスコード

――「E5なう!」の配信を行っていて、なにか楽しかったことはありますか?
西川社長「視聴者の方からリアルタイムでコメントを頂けることが本当に嬉しかったです。他の仕事でもそうですが、直にお客様や視聴者の皆様の意見を聞くことができるのは本当に励みになります。」

――では逆になにか苦労したことはあったりしますか?
西川社長「社員たちを見ていると毎週の企画立案や実施がとても大変そうです。社内で案が通っても、ゲームのIPホルダーさんとのやり取りなどを1週間で形にしなければいけないので、とても忙しいですね。」

――なんだかTV番組を作っているのと遜色なさそうな忙しさですね。では今後何か考えている企画や展望などはありますか?
西川社長「視聴者の方とゲームを遊んだり、アンケートをとって視聴者参加型の企画をつくったりしていきたいです。」

――確か「E5なう!」には視聴者も参加できるディスコードがありますよね。
西川社長「ディスコードでは本配信をより楽しんでいただくための、2次会的なお話や㊙情報などのコンテンツを提供していますね。」

――「E5なう!」の裏側を見ることが出来るのですね。
西川社長「配信をしている裏方スタッフたちをディスコード上で配信するといったことも考えています。eスポーツ関連の仕事やE5esports Worksで働いてみたいという声をいただくことがあるのですが、何をやっているのかが分からないというお話もよく聞きます。そこで制作の裏側や仕事内容が分かるようにしたいという意図で配信を始めようかと考えています。」

取材当日も数時間後に迫る番組配信に備え多くの人が集まっていました。

◇プロゲーマーのセカンドキャリアとしての“裏方”は有力説

――「E5なう!」の配信では元FPSプロ兼E5社員である福田兄弟が番組に出演されていますよね。あのお2人は配信の裏方なども担当されているのでしょうか?
西川社長「配信の裏側はもちろん、ゲーム内カメラマンも務めています。やはりプロ選手だったということもあり、ゲーム内カメラの動きは本当に上手です。特に見どころポイントや戦闘シーンを予測して動いているあたりが流石だなと感じます。」

――プロでの経験がこういった仕事でも活かされているのですね。
西川社長「競技運営でもインターバルのタイミングや選手の案内など、選手の気持ちを理解しているので仕事が本当に上手いですね。他には大会の監修もしっかりと行ってくれて、選手に寄り添った会場をセッティングしてくれます。」

――具体的にはどういったことをしているのですか?
西川社長「普通のFPS大会では選手と実況・解説の方が同じ場所にいることって多いですよね。でもあれは選手たちからするとゲーム内の足音が聴こえなくなったりして、とてもやりづらいそうなんです。そこを元プロの社員たちは汲み取って、選手たちは防音室に招いて、集中できる環境を作ってくれますね。」

――元プロだから気づける細かい点にも配慮することができるのですね。

E5esports WorksのTシャツにもRascal Jesterのメンバーのサインが!ノリさん、愛されています!

◇E5esports Worksではどんなことをしているの?

――次はE5esports Works株式会社についても教えてください!
西川社長「弊社はeスポーツイベントや大会の企画・演出、eスポーツ施設の運営を行っている企画会社です。またイベント会場や撮影スタジオを使用目的とした『LFS池袋esports Arena』を運営しています。」

――「LFS池袋」の運営だけでなく、eスポーツイベントの企画・運営もしているんですね。
西川社長「よく『LFS池袋』の運営がメインの会社だと思われるのですが、主体としているのはイベントの制作ですね。また、スポーツに興味があるけど漠然としたことしか分からないという方のために企画案を提案させて頂いたりもしているので、企画・製作・運営とワンストップでeスポーツイベントが行えることが強みです。」

――西川社長ご自身はどういった仕事をされているのですか?
西川社長「目指す場所を定め、情報や状況を見て舵取りをしながら会社を前進させていくようなことをしています。具体的な経営計画を立ててそれが進んでいるかどうかをチェックしたりするのはもちろん、営業や配信活動を含めた広報活動など、色々やっていますよ。」

配信直前の配信会場。撮影直後に出演者の方が続々といらっしゃっていました。

◇ゲーマー発のゲーマー向け番組!

――最後に読者へ向けてコメントをお願いします!
西川社長「旬のゲームタイトルはもちろん、ゲーマーが本気で面白いと思った企画を楽しみながら作っているので、是非『E5なう!』をご視聴ください。そして参加して一緒に楽しみましょう!!」

――西川社長、本日はありがとうございました!

今回のインタビューを通して、「E5なう!」がどんな番組なのかがよく分かりましたね。企業の配信でありながらここまでゲーマーに寄り添った配信番組は中々見かけることなく、西川社長を始めとしたE5esports Worksさんの「面白いものを届けたい!」という熱意が伝わってきました。ぜひ読者の皆様も毎週の火・水・木曜日は「E5なう!」をご覧になってはいかがでしょうか☆

E5なう!関連リンク

▼E5なう!Twitch
 https://www.twitch.tv/e5esw?lang=ja
▼E5esportsのTwitter(@E5esportsWorks)
https://twitter.com/E5esportsWorks
▼LFS池袋
https://www.lfs-esportsarena.jp/

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