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【保存版】eスポーツ用語『原人狩り』とはどんな意味?

『原人狩り』とはeスポーツの人気タイトル(種目)の一つである、2D格闘ゲームの『ストリートファイターV』(ストV)や『ストリートファイター6』(スト6)で使われる専門用語です。

原人狩りとは

『原人狩り』とは起き攻めや自分が有利な状況で垂直ジャンプをすることで、相手のグラップにリスクを与える攻めを意味します!

『原人狩り』は攻めの選択肢の1つであり、相手のグラップに対して最大級のリターンを狙えます。これは相手の投げスカリの硬直中に垂直ジャンプ攻撃を確定させられるためです。

現在はシミーが主流

同じように投げ抜けに勝てる選択肢としてはシミーが主流となり、『原人狩り』は昨今では使われることが少なくなりました。

シミーは相手の攻撃のほとんどをガードできるのに対し、原人狩り(垂直ジャンプ)は逆に対空で反撃されてしまうことや、上方向に強い無敵技を喰らってしまうことがあるため、確実性でシミーに劣る点があります。

しかし、シミーよりも簡単にでき、大ダメージを与えられるという利点もあるため『原人狩り』は決して弱い選択肢ではありません。ときどき混ぜるのも効果的かもしれませんね。

変わった名前の由来

『原人狩り』という変わった名前のテクニックですが、この言葉が生まれたのは『ストⅤ』が発売された直後です。

本作の発売直前までは前作の『ストリートファイターⅣ』(スト4)シリーズが人気の2D格闘ゲームでした。『スト4』では「しゃがみながらグラップを入力する」(しゃがグラ)という防御手段が非常に強力であり、多くのプレイヤーが多用していました。

しかし『ストⅤ』では、投げスカリの硬直時間が大幅に増加したため、同じようにしゃがグラをしてしまうと大きなリスクが付きまといます。そのリスクを狙い撃ちする選択肢こそが『原人狩り』であり、前作の防御手段をついつい使ってしまうプレイヤーを「原人」と揶揄しているのです。

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