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【保存版】eスポーツ用語『インティング』とはどんな意味?

『インティング』とは、eスポーツのタイトル(種目)の一つである『リーグオブレジェンド(League of Legends/通称LoL)』の中で使われる専門用語です。

インティング

インティングとは、わざと死に続けて戦うという戦術のことです。

インティングは「Intentional Feeding」の略で、意図的なフィードという意味です。ただし、これは迷惑行為ではなく、勝つために行われる戦術となっています。

LoLの仕様上、たくさんのデスをすると相手に倒されてもあまりゴールドが発生しなくなります。なので、その後はもし倒されてしまっても別にゴールドが渡らないからOKという状況になるわけです。この状況を利用して、デスをしてでも強みを押し付けていく戦術がインティングとなります。

とはいえ、倒されてしまっては復活するまで何もできなくなってしまうし、そんな戦術が成立するのか?という方もいると思いますので、気になる方のためにインティング戦術が有名なチャンピオンを紹介します。

インティングサイオン

この戦術を使うチャンピオンとして有名なのがサイオンです。インティング=サイオンと言っていいほどにこの戦術はサイオンで使われます。その理由としては、サイオンのスキルがこのインティング戦術にピッタリな点にあります。

まず、サイオンのパッシブスキル「名誉ある死」。これはデスした後に、体力最大で復活して徐々に体力が減少するというパッシブスキルです。これを利用してとにかくレーンを押し続け、死んでも復活してタワーとミニオンをとにかく攻撃し続けるというのがインティングサイオンです。やっていることはスプリットプッシュと似ていますが、これをかなり強引に行うのがインティングサイオンです。

さらに、アルティメットスキルで復活後にレーンへの復帰がとても速かったり、通常スキルがミニオンの処理に優れているためプッシュがとても速いという点でもインティング戦術にピッタリなわけです。

※パッチでナーフされました

インティングカーサス

あまりメジャーではありませんがカーサスでもインティング運用があります。

これもカーサスのパッシブスキル「怨嗟の叫び」がインティングに向いているためです。死亡後に、7秒間亡霊が残ってスキルを撃ち放題になるためにデスをあえてして敵にスキルを撃ちまくるという戦法となっています

サイオンほどプッシュやタワーへの攻撃は強くありませんが、この7秒間はサイオン以上に止めることができないうえにアルティメットスキルで敵全員に大ダメージを与えることもできるので厄介な存在となります。

 

というわけでここまでインティングを解説してきましたが、かなり変わった戦術なのがお分かりいただけたかと思います。

この行為は勝つための戦術の一つとして存在するものの、わざと死ぬということで本来のゲームプレイとはかけ離れており、あまり好まないプレイヤーが多数います。

死んでしまってもいいという性質上、有効な対策方法もないために悪い意味でゲームが崩壊してしまうこともあります。

実践するのは自由ですが、このような戦術があるんだというところでとどめておくのがよいかもしれませんね。

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