2D格闘ゲーム系 「ナ」行

【保存版】eスポーツ用語『昇り中段』とはどんな意味?

『昇り中段』とはeスポーツの人気タイトル(種目)の一つ『ストリートファイターV』などの2D格闘ゲームで使われる専門用語です。

近距離で地上の相手に対して、中段であるジャンプ攻撃をジャンプと同時に仕掛けることを意味します!

昇り中段とは

『昇り中段』とは、見てからはガード不可能なジャンプ攻撃を繰り出すテクニックです。

通常、ジャンプ攻撃を相手にヒットorガードさせるには、ジャンプの降り際に攻撃を繰り出す必要があります。一方『昇り中段』ではジャンプの昇り際で技を繰り出してもヒットorガードさせられるため、この名前が付けられました。

また『昇り中段』は英語では「instant overhead」と呼ばれます。

昇り中段の使いどころ

『昇り中段』はゲームタイトルやキャラクターによっては使用できないテクニックです。

また限られた技でのみ可能なテクニックであり、他のほとんどの技はジャンプと同時に繰り出しても、地上の相手にはヒットorガードせずに空振るので注意しましょう。

昇り中段からコンボが繋がるゲームやキャラクターでは特に強力ですが、そうでない場合は攻撃後に大きな隙が生じてしまうことがほとんどです。そのため最後のとどめの一撃として使われることはありますが、常習的な崩し手段としては機能しません。

「F式」との違い

『昇り中段』はよく「F式」と混同されがちなテクニックです。

どちらもジャンプの登り際に繰り出した攻撃を地上の相手にヒットorガードさせるという点で共通しています。

しかし「F式」は、「ジャンプ攻撃を低めにガードさせた直後」という限られた状況のみで使えるテクニックであり、連続ガードであるという点で『昇り中段』とは異なります。『昇り中段』の一種が「F式」なのです。

-2D格闘ゲーム系, 「ナ」行
-, ,