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Rainbow Six Siegeの大会事情を解説!

2月の中旬から行われていたPS storeやUbisoft Storeのセールをきっかけに、最近「Rainbow Six Siege」を始めた方も多いのではないでしょうか。

Rainbow Six Siege(以下、R6S)は世界的に競技シーンが盛んなタイトルです。その競技性の高さから、国内外問わず多くのゲーマーを魅了しています。

日本国内でも多くの大会が開かれています。

しかし、最近始めた方や以前からプレイはしていたが競技シーンには最近興味が出てきたという方、プレイはしていないけれどR6Sの競技シーンに興味を持ち始めた方には、「どんな大会があるのか知らない。」または、「どんな大会を見ればいいのか分からない。」「大会に参加してみたい。」という方も多くいるかもしれません。

今回はそんな方に向けて、2019年4月-2020年3月に行われた比較的規模の大きいPC版の大会を紹介します。

レインボーシックス Pro League

大会区分:国内・国際大会・世界大会
環境:リーグ(オンライン)、ファイナル(オフライン)
形式:リーグ、トーナメント
参加方法:チャレンジャーリーグを勝ち上がること

R6Sの競技シーンにおいて最も有名な大会の一つです。「プロリーグ」と言ったらこのリーグを指します。

1年で4シーズンのリーグを各地域で行い、シーズン終了後に各地域のトップ2が代表としてプロリーグファイナルに進出。計8チームがしのぎを削ります。

EU(ヨーロッパ)・NA(北アメリカ)・LATAM(南アメリカ)・APAC(アジア太平洋地域)の4つの地域に分かれていますが、APACは少し特殊でさらに4つの地域に分かれています。

ANZ(オセアニア)・JP(日本)・KR(韓国)・SEA(東南アジア)がそれぞれでリーグを行い、各地域のトップ2がAPACの代表をかけたトーナメントであるAPACファイナルに出場します。そのAPACファイナルの優勝と準優勝を果たしたチームがAPACの代表という形になります。

「レインボーシックス プロリーグJP(以下、プロリーグJP)」はAPACの日本地域のリーグということになります。

プロリーグJPは他地域と同様に各シーズン3ヶ月ほどをかけて行われます。最新のシーズンであるシーズンXIでは8チームが参加しています。

残念なことに、今年の5月にブラジルで行われる予定だったシーズンXIのファイナルはコロナウイルスの影響で中止となってしまいました。また、それに伴いAPACファイナルも中止になってしまいました。

さて、プロリーグは以前このようなフォーマットで行われていましたが、今年度からプロリーグは大きく変化を迎えます。

特にAPACは変化が顕著で、4つあった地域が北APAC南APACの2つに統合されます。

北APACは以前のJP・KR・SEAから12チームが、南APACはANZから再編成されるようです。南APACについて、チーム数は未だに明かされていません。

また、以前はシーズンごとにチームの入れ替えを行っていましたが、シーズン制からクォーター制への変更に伴いチームの入れ替えは1年ごとになるようです。

北APACの日本チーム枠は4つですが、うち2枠はレジェンド枠として「野良連合」「CYCLOPS athlete gaming(以下、CAG)」に決定。残り2枠はプロリーグJPシーズンXI参加チームの、その他6チームによるトーナメントで「GUTS Gaming」「FAV gaming(以下、FAV)」に決定されました。

 

レインボーシックス シージ ALIENWARE JAPAN LEAGUE

大会区分:国内大会
環境:オンライン ※例外アリ
形式:トーナメント
参加方法:専用サイトからのエントリー

昨年の国内大会の中では最も大規模な大会です。

条件さえ満たせば誰でも参加可能な大会のため、結成したての若いチームからプロリーグに参加している強豪まで多くのチームが出場していました。

シーズンごとに3日間をかけて予選を行い、予選が終了したら2日間で決勝トーナメントを行います。

予選はいくつかのブロックに分かれ、それぞれのブロックの優勝チームが決勝トーナメントへ進むことができます。

この大会の特徴とも言えるのが、予選は1日でブロックごとにトーナメントを決勝戦まで行うことです。仮に負けたとしても2日目へ参加することができ、2日目でトーナメントを勝ち進んでブロックの優勝を果たせば決勝トーナメントへ進むことができます。従って、参加チームには3日間のチャンスがあるということになります。

決勝トーナメントの準決勝と決勝戦はBO3※1で、それ以外は全てBO1となっています。

なお、予選も決勝トーナメントも配信があります。

例外的にWINTERは決勝トーナメントなしの予選と同等形式のトーナメントが4日間行われました。

また、同大会のCHAMPIONSHIP FINALについてはプロライセンスチーム、プロリーグ参加チーム、ランキング上位チームが参加しました。その際、優勝争いと3位決定戦は「R6S Festival」というオフラインイベントの1企画として行われました。

結果として、CAGが初代ALIENWARE JAPAN LEAGUEのチャンピオンということになりました。

同様に、「TOKYO GAME SHOW 2019」の1企画として春夏王者決定戦が開催されました。SPRING SEASONのチャンピオンとSUMMER SEASONのチャンピオンがオフラインで激突しました。

※1 BO1,BO3…「Best of 1,3」の略。BOの後の数字は最大マップ数を表します。BO1,BO3だと最大1マップの1マップ先取、最大3マップの2マップ先取という意味になります。

引用:レインボーシックス シージ ESPORTS「R6祭 レインボーシックス フェスティバル」

 

玄人志向杯

大会区分:国内大会
環境:オンライン
形式:トーナメント
参加方法:専用サイトからのエントリー

196チームによる大規模トーナメント大会となります。

こちらも条件さえ満たせば誰でも参加が可能な大会となっているため、ALIENWARE JAPAN LEAGUEと同様に様々なチームが参加しています。特にFAVはスポンサーの関係か、この大会に積極性に参加しています。

年に4回ほど行われ、2日間でシンプルなトーナメントを行います。

決勝戦のみBO3でそれ以外は全てBO1なため、サクサクと進行されます。

なお、配信は2日目の準々決勝からでそれ以前の配信はありません。


引用:玄人志向ちゃんねる「玄人志向杯#11」

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Rainbow Six Siege OPEN (PC)

大会区分:国内大会
環境:オンライン
形式:トーナメント
参加方法:専用サイトからのエントリー

320人の中から即席チームを組んで挑む8ブロックに分かれたカジュアルなトーナメントとなっています。条件を満たせば誰でも参加可能で、2人までグループとして参加可能です。

カジュアルな大会なため、気軽に参加できることが最大の特徴です。……ただし、プロリーグJP参加チームのメンバーが大会に紛れていることもあるとか。

即席チーム同士の対決となるため、いかに初対面のプレイヤーと上手に連携するか。個人技がどこまで巧みか。チームとしてまとまることができるか等が重要になります。

即席である都合上、他の大会のようにチームとしての完璧な連携は不可能です。その分、個人技による強行突破や、ある意味でカジュアルマッチのような動きになることがあります。

そのため、普段の大会とは一味違った雰囲気の大会となっています。

1ヶ月に1回のペースで行われています。全試合BO1なため、展開は非常に早いです。

また、カジュアルな大会ではありますが配信もあります。カジュアルと言われても少し参加が怖いという方は配信を見てどんな雰囲気なのか様子を見るのもいいかもしれません。


引用:レインボーシックス シージ ESPORTS「【タイムシフト】Rainbow Six Siege OPEN(PC)#12(コメンテーターのりお&Lapla)」

 

Go4R6 (PC) East Asia Cup

大会区分:国際大会
環境:オンライン
形式:トーナメント
参加方法:専用サイトからのエントリー

日本韓国のチームが参加することができます。

毎週日曜日に開催されていて、アマチュアからプロまで幅広い層が参加しています。

比較的即席チームも多く、OPENに近いカジュアル寄りの大会になっています。

基本的には通常のトーナメント形式のBO1というルールです。なお、決勝戦のみBO3となります。

カジュアル寄りの大会ではありますが、日本のチームのみならず韓国のチームも参加できるというのが最大の特徴です。

また、優勝商品としてチャンピオンチャームとR6クレジットが貰えます

配信はありませんが、選手が個人のチャンネルで選手視点の配信を行っていることはあります。好きな選手や応援している選手が配信している場合は、ぜひ足を運んでみましょう!

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AKIHABARA KANDAMYOUJIN CUP

大会区分:国内大会
環境:オンライン(ベスト16まで)・オフライン(ベスト8~)
形式:トーナメント
参加方法:専用サイトからのエントリー

128チームによるトーナメント大会となります。

条件を満たせば誰でも参加が可能な大会ですが、ベスト8以降は秋葉原にてオフラインで戦うことになります。

昨年度始めて行われた大会なため、今年度も開催するかは不明です。

この大会について特筆すべき点は、オフライン大会であること、賞金や景品が非常に豪華なことです。なんと優勝賞金は70万円

ゲーミングハードウェアや副賞まで貰えます。

また、決勝含め全試合BO1なため波乱万丈な展開が期待されます。

これだけでも特徴的ですが、「TEAM WE」という中国のプロチームが招待枠としてベスト4+1として参加しました。

中国ではELSのプロリーグが存在しないため、全くの未知数なチームでした。

これから継続して開催されるかは不明ですが、今年度も開催したら間違いなく盛り上がることでしょう。


引用:レインボーシックス シージ ESPORTS「【タイムシフト】レインボーシックス シージ AKIHABAR KANDAMYOUJIN CUP 決勝大会 - FULL」

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FAV gaming CUP sponsored by v6プラス

大会区分:国内大会
環境:オンライン(ベスト4まで)・オフライン(決勝戦のみ)
形式:トーナメント
参加方法:専用サイトからのエントリー

FAV gamingが主催したイベントです。

64チームによるトーナメント大会となります。

決勝戦のみをオフライン会場で行います。配信はオンラインのベスト8以降から、オフラインの決勝戦となっています。

この大会はR6Sのみの大会という訳ではありません。Fav gamingが主催する大会の一部としてR6Sの決勝戦を行うという形になっているため、他の大会と違い他ゲームの試合も見ることができます。

また、裏番組のような形でShiN選手のYouTubeチャンネルで、Fav gamingの公開スクリムやトークなども行われました。そのため、普段の大会とは少し違った楽しみ方ができる大会となっていました。

特にFav gamingのファンからしたら大満足できる内容となっていたことでしょう。

(Fav gamingは残念ながらトーナメントのベスト4で敗退してしまったため、決勝戦には進めていませんでしたが……)


引用: FAV gaming CUP sponsored by v6プラス決勝大会【R6S/クラロワ/ストV】

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Fiveness Japan CUP

大会区分:国内大会
環境:オンライン
形式:トーナメント
参加方法:専用サイトからのエントリー

Fiveness Esportsが主催した大会です。

招待プロ枠4チームによるトーナメントと、一般枠96チームによるトーナメント大会となります。それぞれ独立したトーナメントのため、招待枠のプロチームと一般枠のチームが交わることはありません。

一般枠のトーナメントは2日間にかけて行われます。

トーナメント自体は至って普通ではありますが、特徴として1位~3位に贈呈される商品に宮城県の特産を取り入れたという点があります。これは主催であるFiveness Esportsの活動拠点が宮城県であるためです。

また、普段はプロゲーミングチーム「野良連合」のオーナーをしている貴族さんが解説を行ったというのも見どころでした。貴族さんは他チームの選手などとも交友があるため、実際にその選手と接したことがあるからこその裏話などが盛りだくさんでした。


引用:Fivenesss Japan Cup Day2(キャスター 実況:灯環 解説:NKのりお 解説:貴族)

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レインボーシックス 地域対抗戦 Regional Rivels

大会区分:国内大会
環境:オンライン
形式:リーグ(Phase1)、トーナメント(Phase2)
参加方法:招待制(?)
※シーズン2の応募フォーム有り、詳細不明

日本各地の中堅プロチーム8チームを集めた大会になります。

地域対抗戦という名の通り、日本の各地域を代表した1チームが出場します。

Phase1はリーグ戦Phase2はトーナメント戦という形式で進行されます。Phase1のポイント上位4チームがPhase2に進むことができます。Phase2のトーナメントを制したチームがこの大会のチャンピオンとなります。

この大会の驚くべき点は個人主催の大会ということです。「思考行結」KuroZz選手が一人で運営しているそうです。その上、実況や解説アリでしっかりと配信も行われています。

なお、KuroZz選手による大会は他にも行われています。

本大会のシーズン1は2019年秋頃に行われました。また、シーズン2は2020年3月ごろとアナウンスされていましたが、未だに行われていません。


引用:SPGjp「レインボーシックス 地域対抗戦 Regional Rivels シーズンⅠ- 決勝戦」

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Six Invitational

大会区分:世界大会
環境:オフライン
形式: トーナメント
参加方法:参加権を持ったチームの出場

年に1回、イヤーの終わりに行われる世界最大規模の大会です。世界各地域の強豪16チームが世界の頂点を目指して戦います。

当然のことながら、世界で最もハイレベルな大会とも言えます。

グループステージとプレイオフに分かれていて、グループステージは4つのブロックに分かれています。 グループステージのトーナメント(ダブルエリミネーション方式)を勝ち上がった2チームがプレイオフに進出する形になります。

同じく、プレイオフも8チームによるトーナメント(ダブルエリミネーション方式)です。

大会の豪華さだけでも目をみはるものがありますが、Six Invitationalはこれだけではありません。

新シーズンに向けたアップデート内容や構想を開発者がプレゼンするイベントや、eスポーツとしてのこれからをディレクターが発表するようなイベントもあります。

開発チームによるハングアウト、新シーズンをいち早くプレイできるでもブースクリエイターやタレント・声優陣によるサイン会なども実施されます。

また、決勝戦の直前にはオーケストラによる生演奏で会場を盛り上げます。上記以外にも様々なイベントがあります。

会場はもちろんのこと、配信で見ているファンも含めて世界が熱狂する。それがSix Invitationalなのです。

個人的に全ての大会の中で最も注目している大会でもあります。また、同じような形式の大会が毎年夏に行われます。


引用:レインボーシックス シージ ESPORTS「【タイムシフト】日本語配信 Six Invitational 2020 決勝 メインステージ Day3」

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

これからの競技シーンはまだまだ不明な点が多いですが、今年のR6S大会シーンも盛り上がってくれるでしょう!

また、4月10日に発表があり「レインボーシックス PC ジャパンナショナルズ 2020」という大規模大会が開かれることが決定しました。これは昨年のレインボーシックス シージ ALIENWARE JAPAN LEAGUEに近い形式の大会となるとみられています。

他にも昨年は開催されなかった「ROOKIE」や、上記にて紹介した「OPEN」の開催も予定されています。

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【執筆者】

葉月わん

シージの競技シーンを追っている新人ライターです。
まだまだ拙い文ですが、少しでもシージに興味をもってくれたら嬉しいです!

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